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2008年11月18日 (火)

オススメの本3 世界を我が手に

今日紹介するのは、“SF小説界の異才”フィリップ・K・ディックの短編小説『世界を我が手に』(“マイノリティリポート ディック傑作集”より)

『世界を我が手に』のスローガンの下、地球市民の一人ひとりがミニ惑星を自作するゲームが流行している未来社会が舞台。地球人がミニ惑星を作る理由は、宇宙探索の結果、太陽系内に地球人以外の知的生命体が発見できなかったことにある。自己の欲望を内側の支配に向けたわけです。
しかし、地球人は突如としてミニ惑星を破壊しだす。その事件に困惑する政府のもとにある驚くべき報告が届いた……

いやぁ、訳の分からん小説だと思いきや、ラスト2ページで鳥肌が立って気持ち悪くました。確かに傑作、いや怪作です。
この短編は、僅か30ページの中で、人間の隠れた暗い部分をえぐり出し、今目の前に存在する“世界”に疑問を投げかけています。
それは真実の姿か、見間違っていないか? と……

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